【派遣社員のための社会保険講座】わかっているようでわかっていない、貯蓄と保険の違い

派遣社員のための社会保険講座】わかっているようでわかっていない、貯蓄と保険の違い

実はお得で充実している日本の社会保険の基本

保険はどこで買うのがいいのか?買うときの注意点は?

「貯蓄は三角、保険は四角」

あまり聞きなれないかもしれませんが、保険の説明をするときに「貯蓄は三角、保険は四角」という話をします。

上の図をご覧ください。縦軸が金額、横軸が時間というグラフです。当たり前ですが、貯蓄は時間とともに徐々に金額が増えていきますね。家を買ったり、車を買ったり、子供の教育準備に、はたまた老後資金にと、目的のためにコツコツと時間をかけてお金を貯めていくわけです。

一方、保険は最初から金額が上限まで届いています。

少ない掛け金で、掛け金を支払済みの期間に関係なく、非常時に高額な保障が受けられる、これが保険の最大のメリットです。

とあるネット生保での試算を例にあげると、

ご覧のとおり、支払う保険料に対して保険金は15倍、保険はとても安い保険料で高額な保障を受けることができる仕組みということがことがわかります。

保険の基本は「掛け捨ての定期保険」

また、保険は「必要な時期に、必要な保障を」受けるのが最も効果的です。

保障が必要な期間(定まった期間)のみ保障を受ける保険を定期保険といい、定期保険が保険の基本中の基本になります。

極端な話、保険で損をしたくなければ定期保険だけの利用にとどめればいいのではと思うくらいです。

また、保険料は「掛け捨て」が基本です。掛け捨てを極端に嫌う方がいますが、掛け捨てでない保険は当然保険料が高くなります。

保険はある意味ギャンブルで、賭けに負けた人が、賭けに勝った人に保険金を支払う仕組みです。(賭けに勝つ=死亡や高度障害になるということなので、うれしくはありませんが・・・)

宝くじが元本保証されていたら、1枚数百円で売り出せるでしょうか?そもそも商売になりませんね。

元本保証や貯蓄性の高さをうたう商品もありますが、保険会社が営利団体である以上、保険料が高かったり、一定期間内は解約すると大きく元本割れしたりと、なんらかの不利益があることを理解してください。うまい話はないのです。

貯蓄と保険のそれぞれの本質を理解して、用途によって使い分けることが大事ということですね。つまり、「主な収入源になっている人が不慮の事故で亡くなる」というようないつ起こるかわからないことのためにコツコツ貯金をするよりも保険に加入したほうが良いですし、教育資金のようなお金が必要になる時期がわかっていることのために保険に加入するよりは貯金をしたほうがよい、というようなことです。