【おすすめの本】中途採用の面接対策に苦戦している方は必読!!転職面接必勝法/細井智彦 著

【おすすめの本】中途採用の面接対策に苦戦している方は必読!!転職面接必勝法/細井智彦 著

転職面接必勝法/細井智彦 著

人材派遣業界に身を置いて20年近く、担当の派遣社員から転職相談を受ける機会はずいぶん増えました。

履歴書・職務経歴書の書き方、志望動機や自己PRの作り方、面接対策など様々な質問を受けます。

質問を受ける私としては適当に答えるわけにもいかず、結構勉強します。

もともと読書好きなので結構な量の本を読みますが、数多くの転職本を読んだ中で一番しっくりきたのが転職面接必勝法 /講談社/細井智彦でした。

少し古い本ではありますが、面接は人と人とのコミュニケーションである以上、多少の年月で陳腐化するものではありません。

転職本にありがちなのは、「職務経歴書はどうやって書いたら書類選考に通るの?」とか、「志望動機や自己PRは何を言ったら面接官の印象がいいの?」「前職の退職理由はどういったらいいの?」といった転職活動中の人達の疑問に対して、一問一答で答えていく、いわゆるノウハウ本です。

しかし、転職面接必勝法 /講談社/細井智彦では、それらの疑問を根本から解決し、どんな企業に応募しても、どんな面接官と対面しても対応できる「考え方」を提示します。

人気のコンサルタントということもあってか、読者の目を引くキャッチ―で、それでいて目からうろこの逆転発想が腹落ちしていきます。

企業が求める即戦力とは、「いまどんな経験や知識を持っているか」ではないのです。それよりも、「これまでどうやって学んできたか」という「学習意欲や学習姿勢」と、「頭の中の知識を実際に行動として顕在化できる」という「実行力」です。

転職活動とは自分を商品とした「営業活動」なのです。職務経歴書は面接のための準備書類ではなく、自分を面接に進めるためのカタログや企画書、そして面接は尋問ではなく、プレゼンテーションの場と位置付けられます。

中途採用の面接が新卒採用と大きく異なるのは、人事部だけでなく募集部門のマネージャーが直接面接を実施するという点です。そして中途の場合は、採否の主導権も基本的に現場にあります。つまり中途採用の面接の実態は、良くも悪くも一人の生身の人間が、面接の専門的なノウハウも持たないままに、1時間ほど対話をして採否を決める、そんな場なのです。

面接する側が、応募者が主体性ある仕事をしてきたかどうかを見分けるために確かめるポイントがあります。それは、仕事のことを細かく覚えているかどうかです。

本のタイトルは転職面接必勝法となっていますが、筆者のロジック全体を理解することで履歴書・職務経歴書に記入する内容の最難関である「自己PR」や「志望動機」についても応募する業界や企業別に立てることができ、数限りない想定問答を繰り返すよりも、よっぽど骨太な考えがつくることができるようになります。

たとえ面接で緊張してもしどろもどろになることはないでしょう。

転職活動中の方におすすめの一冊です。

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