【続編④】【派遣会社営業担当のクレーム対応報告】派遣先の既婚中年担当者から「俺と付き合わない?」と告白された派遣社員Wさんのクレーム対応

【派遣会社営業担当のクレーム対応報告】派遣先の既婚中年担当者から「俺と付き合わない?」と告白された派遣社員Wさんのクレーム対応

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引き続き、派遣先の40代既婚担当者から言い寄られた20代女性の派遣社員Wさんのクレーム対応をご紹介していきます。

派遣社員Wさんがコンプライアンス相談窓口に相談

WさんにT社の親会社コンプライアンス相談窓口への相談の仕方について一般的なアドバイスをしたのち、Wさんはすぐに窓口に相談をしたようでした。

相談窓口の対応は丁寧で、Wさんの主張を多少の質問も織り込みながらヒアリングをしてくれ、状況を理解してくれたようです。

相談窓口の担当者はWさんに次のように話したそうです。

  • お話をお聞きして状況は理解した。とても不快な思いをされたと思う
  • 加害者の名前も聞いているので、加害者当人、その上司や関係者含めて、T社の法務部担当者がヒアリングを行なう予定
  • 当窓口はあくまで相談を受け付け、加害者・被害者双方の状況をヒアリングによって把握し、その職場の責任者に問題解決を促す役割であり、良い悪いのジャッジをする役割ではないので理解してほしい
  • 追加で質問したいことや進捗があれば都度連絡する

「ハラスメント被害」であることを前面に押し出した説明をしたということですので、おそらく相談窓口側の対応優先順位は高いと思われ、数日様子を見てみようということになりました。

数日後、週末にもかかわらず、派遣先担当者より嵐のような着信

Wさんとの話から数日後の土曜日、休日で自宅にいた私の業務携帯がなり始めました。

番号を見るとWさんの就業先の番号です。

Wさんも土曜日は休日ですから、どういう経緯かわかりませんが、おそらくM課長かS係長からの電話ではないかと思われます。

丁度用事があって立て込んでいたのであと出かけようと着信を放っておくと、三度四度と着信は鳴り止みません。

電話に出てもいいのですが、色々と酷い仕打ちをされた上に、先方の都合で休日まで派遣先担当者の対応をするのは何か釈然としません。

着信の間にWさんにメールを送り、「何か変わったことはないか?」と聞くと何もないとのこと。

いよいよM課長とS係長が、コンプライアンス相談窓口への通報の件で、週末なのに慌てて電話をしてきたのではという確信が強まりました。

散々Wさんと私を不愉快にさせた2人ですから、週末ということもありますし、ここは無視しましょう。

携帯をサイレントモードにして着信を無視し続けた土曜日、夜までの着信履歴の数は21件にまで及びました。

いったい土曜日の夜まで会社で何をしているのか知りませんが、出入りの業者である私相手とは言え、やはり非常識な人達だなぁと改めて腹立たしく思うのでした。

週明け、派遣先より「すぐに来い!」とラブコール

週明けの月曜日、週末に電話を無視していたのもあり、何か言ってくるのだろうなぁとは考えていました。

半分憂鬱になりつつ、半分どんなおかしなことを言ってくるのかと楽しみにしつつ。

案の定、朝一番にS係長から電話がかかってきました。

開口一番、「土曜日にあれだけ電話をしたのになんで電話に出ないんですか!?」と大変ご立腹です。

私はM課長やS係長と喧嘩をする気満々ですので、取引先相手という体裁だけは崩さないように気をつけつつ、次のように答えました。

  • 会社の指導で週末は出来る限り業務用携帯を会社に置いて帰るようにしている
  • 着信に気がついて丁度いまご連絡をしようと思っていた

私のとぼけた受け答えに苛立ったのか、S係長は「Wさんの件で至急相談があるので、いまからすぐにきてほしい」といいます。

別に予定もないのですが、私が慌てる理由もないので次のように答えます。

「御社の親会社から至急の要件ということで午前中に呼び出されている。私でなければいけないようなのでそちらに伺いたいのだが、御社に先にお伺いをした方がいいだろうか?」

電話越しにS係長の「っくっ」という言葉にならない声が聞こえます。

私が親会社から呼び出されたのは今回の件に関連していると勝手に解釈したのか、悔しそうに「午後一番でもいいと」いうS係長に、「御社の親会社様の用件が長引くかもしれないので、その際はご連絡致します」と追い討ちをかけます。

朝の寝ぼけた頭のせいで、だいぶやり過ぎました。

これまでWさんや私がS係長からされた仕打ちにしたら、大した仕返しでもありませんが、喧嘩をするにしても感情に任せたら勝てる喧嘩も負けてしまいます。

昼ごはんをしっかり食べ、顔を洗って頭をハッキリさせて、私はT社に赴くのでした。

長くなりましたので、続きは続編とさせて頂きます。

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