【続編⑨】【派遣会社営業担当のトラブル対応報告】営業担当の私が派遣社員Zさんにストーカー行為をされた話

【続編⑨】【派遣会社営業担当のトラブル対応報告】営業担当の私が派遣社員Zさんにストーカー行為をされた話

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N社のコールセンターで私の担当派遣社員として働いてくれているZさんですが、上司と私含めて三者面談を行う中で徐々に興奮した様子を見せ、支離滅裂な主張や定まらない目線など、明らかに様子がおかしいことがうかがい知れました。

果たして上司はこんな状況でも私を引き続きZさんの営業担当とするのでしょうか?

対応経緯

この状況でも私をZさんの営業担当に留任する上司

支離滅裂な話の内容、上司に語りかける目線の泳ぎ方、興奮した様子など、明らかに違和感を感じるZさんを見て、上司と私は顔を見合わせたのでした。

上司もZさんの様子がおかしいと受け止めたはずですから、私が「Zさんの営業担当からはずして欲しい」と主張していた理由を充分に理解をしたはずです。

しかし上司の口から出た言葉は次のようなものでした。

  • Zさんがそこまで●●(私のこと)を頼りにしているなら簡単に営業担当を変えることができないと理解した
  • 引き続き、特に期間は定めずに●●を営業担当とするが、●●もZさんの公私にわたっての困りごとを受け止め切るのは荷が重いと思う
  • そこで今後は私も含めてZさんのサポートをさせて頂く
  • 今後、何か相談事があれば、●●だけではなく、私も含めて連絡をして欲しい

上司の言葉に耳を疑いましたが、Zさんの前で上司の意見を頭から否定するわけにもいかず、上司をチラチラと睨みつけつつも、黙っていたのでした。

Zさんにとっては望み通りの結果となり、それ以上議論することもありませんから、多少の世間話をしつつ、足早に面談は終わったのです。

上司に真意を確かめるも、何も考えがないことに失望する

もともとこの上司に期待はしていませんでしたが、私も思っていた以上に様子のおかしいZさんを共に目の前にして「引き続き、特に期間は定めずに●●を営業担当とする」と言い切るとは思いもしませんでした。

上司として部下が身の危険を感じるような状況にフォローを入れないのだろうか?という不信感だけしかありません。

Zさんと別れたあと、喫茶店に上司と共に残り、私は上司に抑えきれない不満をぶつけるのでした。

「支店長(私の上司)、一緒にZさんと話していて、Zさんの様子が明らかにおかしかったのはお分かりになったと思うんですが、なんで期間を定めずに引き続き私が担当するという話になったんですか?」

口を開こうとする上司を遮り、間髪入れずに抗議します。

「このままZさんとのかかわりが続くと、本格的なストーカーみたいになるのが怖いです。私一人ならまだしも家族もいるので、そんなことになったらシャレになりませんよ」

ひとしきり話し終えると、少し焦った様子の上司が返答します。

  • あの場はああ収めるしかなかった
  • 私も一緒にZさんのサポートをすると宣言したから、●●だけに任せず、一緒に対応するつもりだ
  • Zさんを他の営業担当に任せるには荷が重い

一体どういうつもりなのでしょうか?

他に任せる社員がいないから、ストーカー被害が深刻化するかもしれないが私がそのまま対応するということでしょうか?

これまでも私は散々部下のクレームやトラブルを巻き取ってきましたが、仮に私がこのケースを上司として対処するならば次のような対応をします。

  • Zさんとのかかわりが深刻化しないうちに一刻も早く営業担当を変更する
  • 他の社員への担当変更で対応するのが難しければ、上司として直接Zさんを担当する
  • Zさんが「辞める」とか「派遣先に訴え出る」などと脅しめいたことを言っても一切応じない
  • なにより部下の身の安全が第一と考えて対応する

私のこの考え方は特別なものではないと思います。

今回のように男性営業担当である私が派遣社員からつきまとわれるということはレアケースです。

女性社員も多い派遣業界では、女性営業担当が派遣社員につきまとわれたり、派遣先担当者にセクハラをされたりといったトラブルは多いのです。

私の上司も10年近く管理職をやっていますから、この手の経験は一度や二度ではないはず。

自分よりも明らかに実力の劣る上司の納得いかない仕打ちに腹立ちが収まらない私は再び上司に詰め寄りました。

「他に任せる営業担当がいないし、男性の私ならなんとかなるだろうと思ってZさんに私を無期限で留任すると言ったんですか?」

「あと、支店長(私の上司)も一緒にZさんの対応をするとおっしゃいましたが、具体的には何をされるんですか?」

まくし立てる私に気圧されたのか、上司はモゴモゴと歯切れの悪い返事をします。

  • 別にZさんを●●だけに押し付けようと思ってああ言ったわけではない
  • 一緒に対応すると言うのは、今日のように何かトラブルになった時に上司として一緒に対応をすると言うことだ

本気で言っているのでしょうか?

今回の対応の本質は「何か起こったら対応する」ではなく、「何も起こらないように対応する」ということなのです。

上司はそれをわかっていないのか、他人事なので深く考えていないのか、いずれにしても彼をあてにすることはできないようです。

「支店長、今回の件ではたまたま私がベテランの男性営業ですが、これが若手の女性営業でも同じ対応をされるんですか?」

私からの質問に上司は憮然と押し黙るだけで答えはないのでした。

長くなりましたので、続きは続編とさせて頂きます。

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