【続編10】【派遣会社営業担当のトラブル対応報告】営業担当の私が派遣社員Zさんにストーカー行為をされた話

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N社のコールセンターで私の担当派遣社員として働いてくれているZさんですが、今後のフォロー体制を打ち合わせるべく上司と私含めた三者面談を行なったのでした。

面談の中で明らかに様子のおかしいZさんに対して、上司は考えなく今後も私がZさんの担当とすることを約束してしまいます。

憤った私から真意を確かめられても、上司はまともに返答することもままならないのでした。

対応経緯

今後のZさんへの対応はうやむやなまま物別れに

「支店長、今回の件ではたまたま私がベテランの男性営業ですが、これが若手の女性営業でも同じ対応をされるんですか?」

私からの質問に上司は憮然と押し黙るだけです。

自分に落ち度があったことは自覚をしているのでしょうが、部下から直接的に非難をされたことに腹を立てているのかもしれません。

これまで上司の言うことだけを聞いて、滅私奉公を信条に出世をしてきたのでしょう。実力のないまま出世するくらい不幸なことはないのです。

彼の価値観の中では上司に意見などということはあり得ないことなのでしょう。

しかし、私には「上司に唯々諾々と従い、滅私奉公して出世をしたい」というような価値観はありません。

「自分の実力や成果を、雇用主は給与というかたちで等価交換するべき」という価値観なのです。

そういった価値観の私には、上司と部下という関係はあくまで一時的な役割分担に過ぎません。

敬意を抱くかは相手実力や仕事ぶり次第であって、「上司だから」という理由だけで敬意を払うものではないのです。

一般に理解されているような「上司と部下という役割」を演じていたほうが仕事をする上で楽なのでそう演じているだけであって、今回のように納得のいかない出来事があれば黙っているつもりもありません。

私からの質問に押し黙る上司にさらに質問をぶつけます。

「男性でベテランの私だからどうでもいいやって感じですかね?」

私からの攻撃的な質問に「そんなことはない!」とふてくされ気味に返答する上司と睨み合っていると、私のスマートフォンは振動しました。

どうやらメールを着信したようです。

  • 引き続き私の営業担当でいてもらえるということで安心した
  • 主人との離婚も無事にすみそうで●●(私のこと)には本当に感謝している
  • 今後も色々と相談に乗って欲しい

「ほら、Zさんからメールが来ましたよ。Zさんの中で私がご主人との離婚について色々手を尽くしたみたいになっているじゃないですか・・・」

悪いとは思いつつ、Zさんからのメールを上司に見せると、さらに押し黙る上司。

今後の対応について色々と話し込みたいところだったのですが、お互いに別の商談があり、話はうやむやのままに終わってしまったのでした。 

夜、突然Zさんが来社

いくつかの商談を終え、オフィスに戻って事務処理をしていると、事務の女性が私を呼んでいます。

「Zさんという方が来社したので、受付で待ってもらっていますよ」

ん?

私はZさんに来社をお願いしたことはありません。

上司に対応を依頼しようかと思いましたがあいにく不在。

私も不在であることにしようかと思いましたが、私の帰りをずっとオフィスで待たれても困ります。

仕方なく対応をすることに決め、しぶしぶ受付に向かいます。

会議室を準備して部屋に促すと、Zさんは息急き切ったように話し始めました。

前回の三者面談のときにも感じましたが、日に日に目つきがおかしくなっているように感じます。

視線が定まらない様子で私にボソボソと語りかけます。

  • 引き続き私の担当でいてくださるということで、早速相談があってお伺いした
  • 前にも相談をしたが、夫と離婚をするので引越しをしなければいけない
  • 引っ越す場所は派遣先の近くを考えているが、どんなところがいいか、一緒に考えてくれると嬉しい

Zさんの話を聞いてウンザリしました。

引っ越す場所など自分で決めてくれれば結構で、そんなことまで相談されても困ります。

  • 私も色々と都合があって、今日のように突然来られると困ってしまう
  • 転居後の事務処理については相談に乗れるが、どこに引っ越すかなどについてはご自身で決めて頂ければと思う
  • ご主人のことについてだが、私はなにも責任を負えないので相談に乗ることはできないと思っている
  • 私は営業担当としてZさんの派遣先での就業に関するフォローはするが、プライベートに関してはお役に立てないと思ってほしい
  • 先日お会いした私の上司もZさんをサポートすると言っていたので、一度私の上司にも連絡を取ってみてもらえないか?
  • 上司は私などよりもとても仕事のできる人で頼りになる

これを機にZさんには今後私がプライベートな相談には乗らないつもりであることを理解してもらわなければいけません。

合わせて「一緒にZさんの対応をする」と宣言した上司にきっちりと約束を果たしてもらうため、Zさんに上司を売り込みます。

Zさんはしょんぼりした様子で頷き、何かボソボソと呟いたあとに「用事があるので帰ります」と言って急に席を立ったのでした。

それにしても日に日に悪化するZさんの様子を見るに、私へのストーカーまがいの行為だけでなく、彼女の体調面や、派遣先での仕事ぶりなどが気になります。

今のところZさん本人と対応をするしか手段がありませんが、状況に応じて、別の接点も考えなければいけないかもしれません。

長くなりましたので、続きは続編とさせて頂きます。

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