【続編15】【派遣会社営業担当のトラブル対応報告】営業担当の私が派遣社員Zさんにストーカー行為をされた話

【続編15】【派遣会社営業担当のトラブル対応報告】営業担当の私が派遣社員Zさんにストーカー行為をされた話

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N社のコールセンターで私の担当派遣社員として働いてくれているZさんですが、深夜に会社を出た私を待ち伏せし、「仕事抜きでこれから相談に乗ってほしい」と訴えてきました。

いよいよ危険を感じた私は「今日のこの出来事を踏まえて申し訳ありませんが私はZさん担当は降りさせてもらいます。後任はまた改めてお伝えさせてもらいます」と言い切り、偶然通りがかった上司にZさんを押し付けてその場を去ったのでした。

週末、今後どのように対応をしようか悩む私のスマートフォンがショートメールを着信。

そこには脅迫めいた内容が書かれていたのです。

対応経緯

組織としての対応を渋る上司を動かすための策を練る

  • なんで昨日は突然帰ってしまったんですか?
  • 担当を変わるならN社はすぐにでも辞めます
  • 週末でも構わないので電話をください
  • 連絡をくれなければ、御社本社相談窓口に苦情を入れます
  • N社にも●●さん(私のこと)が誠意ある対応をしてくれないと苦情を入れます

Zさんのショートメールの内容はいよいよストーカーめいてきました。

このまま放っておくと再びに会社帰りを待ち伏せされたり、家まで尾行され自宅を突き止められるといった事態に発展しそうです。

すでに私自身で解決する問題ではなく、組織として対応すべき状況で、トラブル対応の専門部署との連携を模索しましたが、これまでの自らの対応の失敗を白日のもとに晒されるのを避けたい上司は明らかに渋っています。

ここにきてまた上司に足を引っ張られるのが腹立たしい限りですが、もしZさんの行為が私の家族にまで及んだら・・・と言う不安を考えると座して待つわけには行かないのです。

しばらく悩みましたが、まだ上司にも報告をしていない今朝Zさんから届いた脅迫メールを材料に、腹をくくって次のようなメールを送ることに決めました。

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《メール送信先》

TO:役員(私の所属事業部の責任者) CC:支店長(私の上司)

《件名》

担当派遣社員Zさんによるストーカー行為と脅迫めいたメールについて

《本文》

お休みのところ申し訳ありません。

すでに直属の支店長にもご相談を差し上げているところですが、私の担当派遣スタッフZさんより、週末の今朝、下記のようなメールを受信しております。

  • なんで昨日は突然帰ってしまったんですか?
  • 担当を変わるならN社はすぐにでも辞めます
  • 週末でも構わないので電話をください
  • 連絡をくれなければ、御社本社相談窓口に苦情を入れます
  • N社にも●●さんが誠意ある対応をしてくれないと苦情を入れます

私はここ1ヶ月の間でZさんから一方的に好意を示され、徐々にその好意がストーカーめいた言動に変化し、日々その被害が深刻になりつつあります。

詳細は週明けにご説明をさせて頂きますが、Zさんからのメールの要望に反し、この週末に私からご本人に連絡を取るつもりがありません。Zさんが「脅せば週末だろうが連絡が取れる」と誤解し、被害がさらに深刻化するのを懸念するからです。

そのため、週明け早々に本社もしくは当社各所にZさんから私に対する過激なクレームが入る可能性があり、あらかじめご報告をさせて頂くものです。

週明けには本社関係部署にも連携をとりますが、週末ということもあり、まずは直属のラインでご報告をさせて頂きました。

よろしくお願いいたします。

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役員宛のこのメールが吉と出るか凶と出るかはわかりませんが、過激化していくZさんの振る舞いを私だけで対応することは難しく、組織として対応することを阻もうとする上司をどうにか動かすしかないのです。

役員から電話

土曜の朝に着信したZさんの脅迫めいたメールですが、その後も昼に数回同じ内容のメールを着信し、電話も何度かかかってきたのでした。

「週末だっていうのに気が休まる暇がない・・・」と思いつつ、Zさんからの連絡に怯えていると、またスマートフォンが強く振動しています。どうやら電話のようです。

恐る恐る画面を覗くと、Zさんではないようです。

見慣れない携帯電話番号なので、週末に仕事をしてくれているコールセンターの派遣社員の方からの電話かもしれません。

気軽に電話に出ると聞き覚えのある声、役員です。

「週末にごめん、メール見たんだけど大丈夫?」

役員は心配してわざわざ電話をしてきてくれたようです。

「週明けに支店長とも話すけど、どんな状況なの?」

役員にこれまでの経緯をつぶさに説明します。

途中どうしても上司の対応上の不手際に触れざる得ない場面もあり、上司を飛び越えて告げ口をしているような気分で気が引けましたが、上司にかばうだけの価値があるようにも思えませんし、自分と家族の身の安全を第一に考えました。

「そうか、それは大変だったね。その状況だと確かに●●君はZさんと直接関わらない方がいいな」

さすがに役員になるくらいですから、頭の回転はいいようで、私の話をすぐに理解してくれました。

「じゃぁ、このトラブルは専門部署のサポートを受けよう。この後メールで頭出しをしておくよ。Zさんから見当違いのクレームがくるかもしれないことも合わせて」

これで少しは話が進みそうです。

CCでメールを入れている週明けの上司の反応が気にはなりますが、とりあえず孤立無援でZさんに対峙しなければいけない状況は脱することができました。

長くなりましたので、続きは続編とさせて頂きます。

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