【続編21】【派遣会社営業担当のトラブル対応報告】営業担当の私が派遣社員Zさんにストーカー行為をされた話

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突然かかってきたZさんのご主人からの話は「妻は以前にも同じようなストーカー騒ぎを起こしている」という驚くべき内容だったのです。

対応経緯

上司や本社課長と情報共有する

翌日出社して、すぐに上司と本社課長に声をかけ、昨晩のZさんのご主人からの電話の内容を共有します。

2人ともZさんのご主人から直接私のスマートフォンに連絡があったこと、そしてその内容にひどく驚いています。

ひとしきり情報共有をした後に、本社課長が口を開きます。

  • Zさんと直接話をしても何も進まない中ではご主人の登場はありがたい
  • ただ、Zさんからは「ご主人の暴力で離婚」という話もあったし、ご主人の話は出来すぎている感じもするので注意深く対応しよう
  • 今日の夜にお会いするということには賛成だ
  • ●●さん(私のこと)に直接電話をしてきたこともあるので、●●さんも含めて3人で対応するのがいいと思うがどうか?

私としても行きがかり上、参加しなければいけないと思っていました。

早速Zさんのご主人にショートメールで今日の段取りをメールし、夕方の面会を待つのでした。

派遣社員Zさんのご主人が来社

夕方近くになり、やっと会社に戻ることができました。

日常業務ですでにクタクタ。これからZさんのご主人と会って深刻な打ち合わせをする余力など正直ありません。

とはいいつつも、このまま上司と本社課長にZさんの件を任せていても進捗するようにも思えないのです。

本社課長が真剣に取り組んでくれているのはわかりますが、途中参戦でもあり、なかなか思うような対応はできません。

事態が膠着状態になったままで1番被害を受けるのは私、なんとか解決に向かって主体的に取り組んでいくしかないのです。

オフィスに戻ってしばらくするとZさんのご主人が来社します。

会議室に入り、まずは名刺交換が始まりました。

名刺を見るにZさんのご主人は内装などを行う建築系の自営業を営んでいるようです。

40代半ばで、仕事柄か日に焼けて精悍な顔立ち。

今日はスーツを着ていますが普段は着ないのでしょう。

Tシャツの方が似合いそうな印象の男性です。

電話で話したときの印象では会社員なのかと思い込んでいましたが、こうして対面すると少し押し出しの強い、自営業の社長らしき印象です。

打ち合わせが始まりました。話のリードは本社課長が行うようです。

  • わざわざ来社をして頂いて申し訳ない
  • 奥様であるZさんの件で、昨晩弊社の●●にご連絡頂いた内容は共有している
  • そちらから●●にご連絡を頂いたのは、Zさんの件でなにかご相談があってのことだと思うし、私どももZさんの件でご相談があるので、今日こうしてお会いすることでお互いの身分を明らかにした上でお話をしたいと思っている
  • そちら様からご連絡を頂いたというところで、まずはそちらからお話を頂いてもよろしいだろうか?

さすがにトラブル慣れしているだけあって、話の進行は的確です。こちらから先に手の内は見せず、まずは相手に話させるという段取りのようです。

Zさんのご主人が話し始めます。

  • 昨晩●●さんにお話をした通り、妻が以前の職場の男性にご迷惑をおかけしたことがあった
  • 最近妻の帰宅が遅くなり、家事もままならず、会話もまともに成立しないといった状況で、様子がおかしく、前のようなことになっていないか心配していた
  • 良くないことだが妻のスマホを覗き見すると●●さんへの発信とメールの送信歴があった
  • 少しの間しかスマホを確認できず、全体像は理解できなかったが、妻が一方的に●●さんにメールを送りつけているようだと感じた
  • かろうじて●●さんの電話番号を控えることができたので、昨晩勇気をふりしぼって電話をしてみた

彼のいうことが果たして正しいのか、本当に判断に迷います。

世の中には表面的には紳士を装いながら、その実女性に暴力を奮うような男性も多いと聞きます。

私がZさんから受けた被害を話すことで、その話し聞いた彼は嫉妬に駆られてZさんに激しく暴力を奮う・・・

そんなことが起こったらとても寝覚めが悪いのです。

彼が我々に接触してきた目的を見極めなければなりません。

「それで、こうしてご連絡を頂いたのはどういった御用向きなのですか?」

私は我慢できず、横から口を出してしまいました。

彼は答えます。

「もしかして妻から変なこと聞かされていませんか?」

「例えば私が妻に暴力を奮っているとか、離婚調停中だとか」

私たち3人は思わず顔を見合わせてしまいました。

「いや、実は前も同じようなことがあったんですよ」

「前の職場の男性に、夫と離婚協議中で相談に乗って欲しいって持ちかけて」

「その男性が軽い気持ちで相談に乗ったら、妻が入れあげて、でも相手も家庭があるからそんな気なくて、結局ストーカーみたいになっちゃって」

私の勝手な印象なのですが、自分の妻の不貞を初対面の人間に話すにしてはどうも口調が軽いように感じます。

上司と本社課長はわかりませんが、まだ私は彼を見極められないでいるのでした。

「それで、今日お伺いしたのは、うちの妻からそういった被害を受けていないのかを聞きたくて」

「もし、そんなことがあれば私が妻を止めますので」

ここで彼の目的は「Zさんからのストーカー被害がないか我々から言質をとる」であることがわかりました。

果たして軽々と現状を話してしまって良いのでしょうか?

長くなりましたので、続きは続編とさせて頂きます。

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