【続編22】【派遣会社営業担当のトラブル対応報告】営業担当の私が派遣社員Zさんにストーカー行為をされた話

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私へのストーカー行為を察知したというZさんのご主人と面会。

「もし妻からのストーカー被害があれば、私が妻を止める」というご主人。

果たして我々は素直にZさんからの被害を伝えてしまっていいのでしょうか?

対応経緯

派遣社員Zさんのご主人との打ち合わせは不調に終わる

Zさんのご主人と話し合いをする中で、彼の目的は「Zさんからのストーカー被害がないか我々から言質をとる」であることがわかりました。

Zさんのご主人の「うちの妻からストーカー被害がありましたか?」という問いかけに対して、本社課長は答えます。

「いや、そういうことは本人に申し立てますので、ご主人とはいえ、Zさんと当社間のそういった機微な情報は当事者間以外ではお話しないことにしているんです」

やはり本社課長もZさんのご主人に対して違和感を持ったようです。

そのように相手が信頼できるかどうか確信が持てない状況でペラペラとセンシティブな情報を開示すべきではありません。

Zさんのご主人は少し不満そうに「そうですか・・・・わかりました」と答えます。

このやり取りをきっかけに会話はギクシャクしたものになり、早々に打ち合わせは終わったのです。

今後の派遣社員Zさん対応が暗礁に乗り上げる

Zさんのご主人を送り出してから、また上司と本社課長の3人で会議室に戻り、認識合わせをします。

最初に本社課長が口を開きました。

  • Zさんのご主人の話は矛盾はなさそうなのだが、どことなく怪しいというか、本音を言っていないように感じた
  • Zさん対応の打開策になるかと思って期待したが、信頼ができない中で当社とZさんのやり取りをペラペラとしゃべり、後からそのことをきっかけとしたトラブルがあってはまずいと思い、先程はあのように場を仕切らせてもらった

本社課長がZさんのご主人との話を打ち切った事に私も上司も全く異論はないのでした。

それにしても問題は今後の対応です。

Zさん本人との対応に攻め手を欠く中で、ご主人の登場により一気に解決ができるものかと期待をしたのでした。

しかし、3人が3人ともZさんのご主人に疑念を感じる中では、安易に彼に頼るわけにもいかないのです。

これといった解決策も思いつかず、その日は今後のZさんへの対応方針の検討は棚上げし、解散をしたのでした。

深夜にまたメールと電話が・・・

その日の夜、帰宅してからもZさん、Zさんのご主人のことが頭から離れません。

Zさんのご主人を簡単には信用できないとは思うものの、ではZさんの言うことが正しいのかと言うと、すべて本当だとも思えません。

上司や本社課長がZさんの問題の解決に道筋を見出せないでいる現状では、Zさんから私へのストーカー行為は終わることはないのです。

ぼんやりとそんなことを考えながら子供達を寝かしつけていると、隣の私に部屋から携帯の着信音が聞こえます。

「またZさんからのメールだろうか・・・」

仕事が終わってからもZさんは頭から離れないどころか、こうしてメールや電話で連絡があり、逃がしてくれません。

いい加減にどうにかしてしまいそうです。

いっそZさんがストーカー行為をしてきたところを捕まえて、そのまま警察に突き出してやりたいくらいです。

子供たちが寝静まって自分の部屋のスマートフォンを確認すると、やはりZさんのメールです。

恐る恐るメールを開封すると驚くような内容が書かれていたのした。

  • 最近ウチの夫と会わなかったか?
  • 夫から「お前の浮気相手の事はよく知ってるんだぞ」と言われた
  • 急にそんなことを言い出したので、●●さん(私のこと)に何かあったかと心配になった
  • 暴力をふるわれたりしていないか?
  • 心配なので連絡が欲しい

Zさんのご主人から私が暴力をふるわれる?何を言っているのでしょうか?

それにZさんのご主人もご主人です。「お前の浮気相手の事はよく知ってるんだぞ」とはどういうことでしょう?

夕方の面会では「Zさんが一方的に私と男女の関係があるように思っているだけで、Zさんが私にストーカー行為をしていないか心配」というような話をしていたはずです。

この大きな食い違いは一体・・・

しばらく頭を悩ませているとスマートフォンが振動し始めます。

もう時間は22時。こんな時間に電話をしてくる人なんてZさん以外にいませんが、彼女の携帯電話番号は着信拒否したはず。

画面にうつる見覚えの無い電話番号。

Zさんでしょうか?それともZさんのご主人?

不安な気持ちになりながら、着信を拒否します。

切った途端にまた振動しだすスマートフォン。

切っても切っても鳴り止まないスマートフォンの電源を切り、床に叩きつけます。

Zさんなのか、誰だか知りませんが、一体なんのつもりなのでしょうか?

もうこんな仕事やってられるか!

破れかぶれな気持ちになりながら床に就くも、頭の中にZさんとZさんのご主人が浮かび続け、今夜はまともに眠ることはできないかもしれません。

長くなりましたので、続きは続編とさせて頂きます。

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