【派遣会社営業マンのクレーム対応報告】自分の主張を通すために、派遣先でわめき散らす派遣スタッフJさんのクレーム対応①

【派遣会社営業マンのクレーム対応報告】自分の主張を通すために、派遣先でわめき散らす派遣スタッフJさんのクレーム対応①

私の担当スタッフとして派遣先のA社に勤務してくれている40代男性のJさんですが、私との話し合いの最中に、自分の主張を押し通すために、派遣先でわめき散らすといったトラブルがありました。

その際の経緯や対応について、営業日報形式でご紹介します。

派遣会社営業マンが、どんな事を考えて問題解決をしているのかがお分かり頂けます。是非ご覧ください。

クレーム経緯

●Jさんは、A社にデータ入力の仕事で3週間前から働き始めた

●Jさんからは事前に、「週末に塾講師の仕事をしており、後々は自分で学習塾を開きたいというプランがあるが、現状それだけでは生活ができないし、独立資金も貯めたいため、A社で平日5日間働きたいとの希望があった

●週末の塾講師の仕事はフルタイムではないので、平日5日間のA社の仕事とも両立が可能との本人申告で、A社にも了解を得ての就業開始であった

●勤怠管理システムから確認するに、Jさんはスタートから3週連続で水曜日に必ず休んでおり、その他にも数回の早退

●お客様にも相談したところ、Jさんの勤怠不良は職場で問題になりつつあり、派遣会社からも注意してほしいとの依頼があった

対応経緯

A社には個室になっている会議室がなく、職場の一角に会議卓が置いてあります。

会議卓の周りにパーテーションが置いてある程度で、大きい声で話すと、派遣先の社員に話しが筒抜けといった環境です。

就業時間内にお客様に許可を頂いての面談であったため、不安はありつつも、その会議卓をお借りしてJさんと面談をすることにしました。

Jさんとの面談

男性のスタッフさんはプライドの高い方が多いので、頭ごなしに注意をしても無駄に揉め事になるだけのことが多く、まずはA社での仕事や塾講師の仕事と両立は大丈夫かなどの近況を尋ねてみました。

スタートからしばらく経ってのフォロー面談だと事前にJさんには伝えていたものの、何か言われるんだろうと思っているのか、こちらを警戒している様子です。

アイスブレイクがうまくいかなかったので、仕方なく早々に要件を切り出すことにしました。

  • 就業開始から3週間だったが、毎週水曜日に休んだり、細々した早退を取っているようだが、何か困っていることがあるのか?
  • 週末の塾講師の仕事との掛け持ちで、体調が崩れやすくなっているのではないか?
  • 何か困っていることがあれば、気軽に相談してほしい

この質問に対して、Jさんは次のように答えました。

  • 塾講師の仕事との掛け持ちは問題ない
  • たまたま毎週水曜日に休むことになってしまったが、家庭の事情や風邪を引いたりがたまたま重なっただけ
  • 今後は勤怠に気をつける

改善の意欲もあったので、今後は欠勤や早退の時は事前に私にも連絡するように釘を刺して面談を終えました。

お客様にはJさんとの面談内容を伝え、しばらく様子を見て頂くということで、一旦話しが落ち着きました。

その後も毎週水曜日の欠勤が続く

毎月月中と月末の2回、勤怠管理システムのデータを締める(集計、確定する)のですが、Jさんの勤怠を見ると、その後も毎週のように水曜日に欠勤しています。

都度、家庭の事情や体調不良などの欠勤の連絡はくるのですが、必ず毎週水曜日に何かが起こるなんて不自然すぎます。

おそらく塾講師の仕事を水曜日にも入れているのだろうとアタリをつけて、再度本人と面談をする事にしました。

Jさんと再度の面談

お客様に確認を取った上で就業時間中にJさんと再度面談をしました。

会議卓が混んでいて利用できず、行きがかり上、お客様の職場前の通路でお話をすることになりました。

まずJさんに次のような事を伝えました。

  • 事前の連絡はもらっているものの、相変わらず水曜日に休んでおり、これで5週連続水曜日が欠勤になっている
  • 雇用契約では平日週5日勤務としているが、現状では実質、水曜日休みの週4日勤務になっており、雇用契約を果たしてもらっていないと考えているし、当社としてお客様との平日週5日勤務という派遣契約が果たせていないと考えている
  • このままの状況が許されないのだが、Jさんが毎週水曜日を休む本当の理由があるのなら教えてほしい

これに対してJさんは突然逆上して、私も、通路を歩いていたお客様先の社員の方々も驚くような大きな声で、

「あなたがこの前、休むときは事前に連絡を入れろっていうから、事前に連絡を入れてたんでしょう!!なんでそんな話になるんですか!!」

とがなりたてます。

私もびっくりしましたし、周りの社員の方も怯えている様子なので、職場で必要以上に大きな声を出すのをやめるように注意をしたとこ

「なんで声出しちゃいけないんですか!?人権侵害ですか!?」

などと訳のわからない事をがなりたてます。

声を発する前に、大きく息を吸い込んで準備をしている様子が感じられ、これはわざとやっているなと感じました。

騒ぎに職場内にいた、いつもやり取りをしている担当者も出てきました。通路で騒ぎになると困るので他で話し合ってほしいとのことです。

お客様にはお詫びしつつ、Jさんに場所を変えようと促すと、勢い付いて大声でがなりたてます。

「なんでここじゃいけないんですか!?なにかやましいことでもあるんですか!?」

「後ろめたいことがあるから、そんな事を言うんでしょう!?」

隣にいる担当者は若い男性なので、アタフタしてしていましたが、明らかに図に乗って、わざと大声を出しているJさんを見て、「馬脚を表したな」と感じました。

つまりJさんは、今後も長く私のスタッフさんとして就業をして頂く方ではなく、トラブル解決の対象だという理解です。

アタフタする担当者を気にせず、私はぐっとJさんとの距離を詰め、息遣いもわかるほどに目の前に立って、できるだけ冷静に次のように言いました。

「お客さんの前でどれだけ騒いでも私は全く気にしないよ。そうやって大声で騒げば私が慌てふためいて、自分の言う通りになるだろうとでも思っているんでしょうが、そんなことはないよ」

このセリフが意外に効いたようで、Jさんはサーっと青ざめて、黙りこくりました。

準備なく強気に出られると弱いタイプのようです。

場所を変えて話しましょうとJさんを促し、私とJさんの2人で近くの喫茶店に移動しました。

Jさんと場所を変えての話し合いになるのですが、長くなりましたので、続きはまた改めて。

続編②はこちら

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